【太宰府店】コンタクトレンズの歴史👀✨
こんにちは、シティコンタクト太宰府店です。
本日は『コンタクトの歴史について』のお話です(^^)/
早速ですが問題です!!コンタクトレンズの原理を発見した人物は誰でしょうか？
正解は・・・・・
あの有名な「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が
考えだしたものだといわれています。
1508年に球体になっている容器の中に水を満たし、
開眼状態の眼を浸したところ角膜の光学的作用が消失し、
よく見えるようになっていることに気付きました。
その実験がもとになり、コンタクトレンズが誕生したといわれています。
【現在のコンタクトレンズができるまで】
1888年頃ドイツのオーゲン・フィックが石膏を使って、
人間の目にレンズを装用することを試しました。
その後、強角膜レンズと呼ばれるたいへん大きなレンズを、
近視である自分の眼で実験して矯正を試みました。
装用感が悪く短時間で充血してしまったそうです(;^_^A
1889年アウグスト・ミューラーが自分の強度近視（-14.0D）を矯正するため
直径12ｍｍのレンズを作成しましたが、痛みで30分しかもちませんでした。
当時のレンズはガラス製で装用感も悪かったと記録されています。
1938年レンズの素材に改良を加えレンズを作成し一般に普及し始めました。
そのころ日本では・・・
1950年当時名古屋大学の講師であった水谷豊先生が、角膜が突出してくる
「円錐角膜」の高校生（視力右0.02、左0.04）にPMMA製のレンズを作成し、
右0.9左0.4までに回復させることに成功しました。
PMMAハードレンズが普及するにつれていくつかの問題が明らかになってきました。
主な問題は、装用になれるまでに時間がかかること、
１日の装用時間に限界があること、いろいろな自覚症状があり、
装用できない場合もあること、無理な装用により角膜障害が生じること等であり、
これらの問題の主原因は、PMMA素材が角膜に必要な酸素を
全然透過しないためであることが判明しています。
ＰＭＭＡ（ポリメタクリル酸メチル）・・アクリル樹脂の一種に分類できる、
透明のプラスチック素材で、かつてハードコンタクトレンズの素材として
使用されていました。
このPMMA素材で作られたコンタクトレンズが、PMMAコンタクトレンズです。
1978年酸素透過性や装用感の改善という進化を遂げながら
現在のハードレンズが誕生しました。
【ソフトコンタクトレンズ誕生】
1961年ハードレンズの強い異物感を改善するために水分を含む柔らかい素材を使用。
レンズの形が改良されて市場に出るまでに時間がかかりましたが、
これが現在のソフトレンズの誕生でした。
1984年アメリカでコンタクトレンズ装用者の感染症が相次いで報告されました。
原因は水道水中に生息している「アカントアメーバ」でした。
当時市販されていたレンズ洗浄用の生理食塩水は錠剤を水道水に溶かして
手軽に作れるものでした。
レンズが普及してくると、酸素透過性を向上させるためにレンズの厚みを薄く、
素材の含水率を高くする改良が重ねられました。
過程の中でレンズに蓄積した汚れやたんぱく質によるアレルギー性結膜炎など
障害が出現するようになり、また、不完全な洗浄や消毒で感染症を
引き起こすことも問題となりました。
そこで、より安全なレンズとして「トラブルを起こす前に
新しいものと取り替える」という考えが生まれ、
1980年代から1週間、2週間交換の頻回交換レンズ。
（3ヶ月まで使用でタンパク除去を行う定期交換レンズ）、
1990年代には毎日交換1日使い捨てレンズが処方されるようになりました。
1984年使い捨てソフトコンタクトレンズ（2週間タイプ等）を開発。
1993年1日使い捨てレンズが登場。
今ではすっかり一般的になったコンタクトレンズですが、
さかのぼれば約500年の歴史が!!
目に入れようと思った発想、コンタクトレンズを考えた人物…すごいですよね！！
今後コンタクトレンズがどのような進化を遂げていくのかとても楽しみです!(^^)!
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是非シティコンタクト太宰府店へお越しください♪
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
次回は『眼鏡の歴史について』更新♪
お楽しみに(^^)/